2級ボイラー技士|マンホールの取り付け方、正しいのはどっち?

2級ボイラー技士|マンホールの取り付け方、正しいのはどっち?

お疲れ様です。
この記事ではボイラーのマンホールの取り付け方について説明します。

 

わたしはボイラーの胴における周継手・長手継手について理解が不足していたため、ボイラーのマンホールに関する問題を取りこぼしました(>_<)

 

周継手・長手継手について理解していれば簡単な問題です。この記事をご覧の皆さんには確実に正解を選択してほしいと思います。

 

周継手・長手継手についてはこちらの記事もご参照ください。

 

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ボイラーにおけるマンホール

マンホールとはメンテナンスを目的にボイラーの停止時に内部にアクセスする為の開口部のことです。強度の面から形は一般的に楕円形にします。

 

次の図をご覧ください。ボイラーの製作にあたりマンホールを設置しようと思います。どちらが正しいでしょうか?

 

【図A】
長手継手と並行するマンホールの開口幅が長い
【図B】
長手継手と並行するマンホールの開口幅が短い 
思い出してみましょう。
内部に圧力が掛かると周方向は長手方向の2倍の応力が掛かります。
 
周方向の応力に対抗するのが長手継手であり、長手継手と並行するマンホールの開口幅を短くします。

 

 

そうです。正解は図Bです。
 
文章だけだと少しややこしいので、図Bをそのまんま覚えておけば試験でも大丈夫です。

 

周継手・長手継手についてはこちらの記事もご参照ください。

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