お疲れ様です。
この記事では熱の伝わり方についての呼び名について説明します。
試験によく出るキーワードとしては熱伝導、熱伝達、熱貫流の3つを覚えておくといいです。この3つのキーワードを図説していきます。
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熱したやかんは本体から離れたハンドルの金属部分もすごく熱いですよね?熱は温度の高いほうから低いほうへ伝わります。
上の写真でいうと、火で熱せられたやかん本体の熱がハンドルにまで伝わることで熱くなります。個体または流体内部で熱が移動することを熱伝導といいます。
これ、氷の入った冷たいお茶が入ったグラスの写真です。このグラスを手で触ると冷たく感じますよね?
繰り返しになりますが、熱は温度の高いほうから低いほうへ伝わります。
物体と物体の表面で熱が移動することを熱伝達といいます。この場合は手の熱が冷たいグラスに奪われる(移動する)ことで冷たく感じます。
最後に、個体壁をとおして高温の流体から低温の流体に熱が移動する現象を熱貫流といいます。この図のとおり熱伝達と熱伝導を組み合わせた現象が熱貫流です。
具体例として上のやかんの場面に置きかえてみましょう。
高温の流体=火炎
個体壁=やかん本体(金属部)
低温の流体=水
※ちなみに流体とは液体と気体の総称
という構図になり、
熱をかければかけるほど中の水に熱が伝わり、そのうち熱湯になりますね。
熱伝導、熱伝達、熱貫流の3つは虫食い問題形式で出題される事がありますので、是非覚えておいてくださいね。
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